改憲の悪夢から覚めよと「宗教者祈りの集い」

不殺生・立正安国祈念行動へのご参加ご結集をよろしくお願い申し上げます。 合掌

(写真)http://www.labornetjp.org/news/2007/1178630865776staff01
 昨日、「宗教者九条の和」が改憲手続き法案の廃案を求め、国会前で集会をした。
 聖護院の宮城泰年(たいねん)本山修験宗宗務総長が

  「安倍首相には、悪夢から覚めてほしい」

 との思いを乗せて、国会議事堂に向かってほら貝を鳴らしていた。

http://www.labornetjp.org/news/2007/1178615355261staff01
           緊急アピール
                     2007年5月7日

日本国憲法が制定されて六十周年を迎えた5月3日、この好き日
を、人々はみな、心からの慶びとしています。現在の平和で、
安穏な日本の人々の生活は、「戦争をしない」ことを世界に宣
言した日本国憲法の在ることに因(よ)っています。とりわけ、
第九条「戦争放棄」の国是は日本の人々の生き方や、あるべき
文化のすべてにわたっての指標となっています。
そしてまた、21世紀においての世界のあるべき文化の方向を指
し示し、いよいよその意義を高揚することが期待されています

この時、国会は人々の意思とは異なる『改憲手続き法案』=『
国民投票法案』の成立を急ぎ、憲法第九条の改悪をも意図する
方向に進んでいます。これら拙速の審議をはかる国政の動向は
、人々の意思をまったく不問とする暴挙というにあたります。
私たち宗教者は、宗教が顕す普遍の道義・信条に基づいて、こ
のたびの国会の様態について、悲しみをもって批難しないでは
いられません。
国会において、速やかに、現目本国憲法を遵守する姿勢を確か
め、厳正に保持することを表明するように要請します。私たち
は、宗教者の証(あかし)として、日本の宝、世界の宝である憲
法第九条を守り広めるため、『改憲手続き法案』=『国民投票
法案』の廃案を、本日ここ国会の地より、祈りをこめてすべて
の人々に訴えます。

憲法第九条を輝かせたい」願いをもって、『改憲手続き法案
』=『国民投票法案』の廃案を求める「宗教者九条の和」国会
前祈りの集い参加者一同