富士山

http://www.fujisan-net.jp/news_main.php?news_num=5134
山梨日日新聞:2007年06月21日

残雪、富士山頂への道閉ざす

 残雪の多い状況が続いている富士山。8合目以上の登山道では最大約1メートルの積雪があり、県などは7月1日の山開きには頂上までの登山道開通を見送ることを決めた。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070622dde041040083000c.html
富士山:来月1日、山開きピンチ 頂上へ懸命の除雪
 富士山(標高3776メートル)の残雪が例年より多く、山梨、静岡両県側とも7月1日の山開きに山頂まで登れない恐れが出てきた。頂上登山ができなければ10年ぶりの事態。山梨県側の山小屋組合は27日に登山道の雪かきをすることを決めた。劣悪な宿泊環境改善に向け収容人数を決めるなど、今年を「山小屋改革元年」と位置づける関係者は「スタートの年。あきらめるわけにはいかない」と話す。

 両県によると、富士山の雪はこの時期ほとんど解けるが、今年は山梨県側が8合目以上で0・5〜1メートル、静岡県側も7合目以上で最大4メートル残っている。甲府地方気象台によると、富士山頂の平均気温が平年に比べ、4月は2・6度、5月は1・3度も低いうえ、5月下旬に雪が降ったのが原因という。

 山梨県側の山小屋関係者らでつくる「富士山吉田口旅館組合」は、約30人による雪かきを決定。頂上まで2キロ以上の除雪が必要とみられる。【藤野基文】

毎日新聞 2007年6月22日 東京夕刊

「富士山頂の平均気温が平年に比べ低い」という。高層の低温大気と地上の大気の温度差が例年より大きいならば、天候の変化が例年より激しくなるだろう。

また、富士山のような独立峰で雪が残っているなら、雪面は強風で研かれ滑りやすく、しかも岩のように固く引き締まっているだろう。

富士山は外国への旅行案内パンフレットの表紙を飾るほど重要な観光資源だし、一番高いところを目指す気分を楽しめるから山の経験者以外も多く登ってしまう。

おそらくアイゼン、ピッケル、ロープとスコップを携行しない「富士山信者」な日本人には雪面が命取りになる。

夜中の富士登山者を自衛隊が登山道脇で守っている(監視?)というのを聞いたことがある。

除雪したり、また、自衛隊にお越しいただいて「富士山信者」を守るのでしょう。

再び積雪がある感じもするし、除雪中の事故が起きたら大変でしょう。
富士山に無理しすぎだと思いますが。