ベアテ・シロタ・ゴードンさん講演会in横浜

1945年、GHQ、民生局のスタッフとして22才の若さで日本国憲法の人権条項作成に携わり、女性の権利を明記することに尽力したベアテ・シロタ・ゴードンさんhttp://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/sirotakouennkai.htm
が来日、横浜で講演されます。

主催:ベアテさんをお招きする横浜実行委員会
日時:10月12日(金)18:30〜(18:00開場)
場所:横浜市西公会堂(横浜駅西口徒歩10分 相鉄線平沼橋駅より徒歩8分)
参加費:1000円(前売り券のみ 当日券はありません)
前売り券申し込み・連絡先:
   池田 045−361−9255(電話・FAX)
   小野 045−953−1040(電話・FAX)

内容:元GHQ民生局員 ベアテさんは語る
   男女平等と憲法24条 〜日本国憲法制定の頃、そして 60年後のいま〜

 劇映画「日本の青空」を観ましたか。ベアテさんは、女性の地位向上を拒む日本政府の代表に語りました。「私は十余年日本に住んでいて、日本の女性が“女・子ども”といわれ、男性の顔色を伺いながら何も言えなかった悲しさ・私は女性の条項をたくさん作りました。もっと、憲法に女性の人権をきちんと書いてほしい……。」涙ながらに語ったあの名場面。多くの女性が胸を締め付けられながら、涙して見つめました。

ベアテ・シロタ・ゴードンさんのプロフィール)
 1923年、ロシアのピアニスト、レオ・シロタの娘として、ウィーンに生まれ、5才の時山田耕筰の招きで東京音楽学校に赴任する父に伴い来日。芸術家のサロンとなった乃木坂の家で少女時代を過ごした。1939年、単身渡米。大学卒業後、戦争情報局やタイム誌で働き、1945年、GHQ、民生局のスタッフとして再来日。22才の若さで日本国憲法の人権条項作成に携わり、女性の権利を明記することに尽力した。その後、日本・アジアの文化発展に関わる活動を続け、現在も地球規模の芸術キャラバンを組織する仕事で活躍している。ニューヨーク在住。

※実行委員会には横浜市内の九条の会23団体参加しています。タイトルこそ「男女平等と憲法24条」となっていますが、九条についてもふれていく予定です。
 
 男女平等や人権に興味のある方、どなたでもご参加を歓迎いたします。日本国憲法の誕生の現場を知る数少ない当事者の貴重なお話、ぜひ聞きにいらしてください。

ベアテ・シロタ・ゴードンさんを主人公にした本があるので紹介します。

「冬の蕾(ふゆのつぼみ)―ペアテ・シロタと女性の権利」
憲法24条(男女平等)はこうしてできた
http://www.asahi-net.or.jp/~ud4i-ookb/kimura/kimuraindex.html



本書は、コミックです。憲法24条を起草したベアテ・シロタさんの物語を樹村みのりさんがマンガにしました。船橋邦子さん(和光大学教授)の解説もついています。

樹村みのりさんは漫画家ですが、数々の作品の中で、虐げられた人の権利とそれを求める心をわかりやすく子どもたちにも教えてくれます。ご参考にどうぞ
http://www.interq.or.jp/orange/flow/manji/review/minori/minori.html