見つからない

 
 どんな言葉で何を伝えたらいいのか、なかなか思いつかない。

 たとえばどんな命も描く、自分の本質とモチーフの関係を理解することが重要だと思う。その次に対象の中に入り込んでそこからこちら側を眺めてみることが対象を描くときの条件だと思う。

 風景に取り組むことが多いから環境問題についても知らなければならない。

 自分が環境保護関係について考える場合と労働運動について考えるのとは気持ちが違っていた。元々違う問題なのだから当たり前だけれど、実は連鎖している問題だ。環境保全と経済活動の関係は密接だから経済の動きも同じ様に気になっている。  
 また、経済に支配される労働条件、生存権、教育権、(他にもあるかしら)
「行政は潜在的殺人をしている」という批判は否定できないわ。自己責任ではどうしょうもないのに見棄てるのが今の行政でしょう。痩せていく子どもたちを見るのは本当に辛い。

 マネーゲームを楽しむ人たちのための政治なんかいいかげんにやめてほしいと思っている。でも、多くの人が何を望んでいるのかが選挙で表れてこうなったのだ。

  今度は表面的な言葉でごまかす人々を信用しないでほしいわ。
  一昨年「郵政民営化は経済の起爆剤だ」なんてフレーズを同僚たちの口から聞いた時には自分の耳を疑ったし、私はきちんと反論したものだから、それ以来、話をしたいと思う同僚は皆無だ。

  人々に同調するよりは単独でいたほうが自分を殺さないで済む。

 このごろは選挙の結果がまた最悪なんじゃないかって、前回の衆議院選挙の時のようなショックを受けないようにしたいかな。どうしましょう。