4.30新宿 プレカリアート運動


自由と生存のメーデー07──プレカリアートの反攻
http://www.mkimpo.com/diary/2007/mayday_07-04-30_bis.html

NHKhttp://www.nhk.or.jp/news/2007/05/01/d20070430000119.html
非正社員 待遇改善求めて集会











この集会は、フリーターや派遣社員などでつくる労働組合が呼びかけて東京・新宿で開いたもので、およそ300人が参加しました。集会では、職場の現状について労働組合の代表らが互いに意見を述べました。この中では「正社員でない人たちは低い賃金しか得られず、人間らしい生活ができないでいる。働く人の生存権を社会は保障すべきだ」とか、「派遣社員は250万人余りに増えたが、雇用契約のある人材派遣会社と勤務先の企業の間で、多くの人が権利を主張できずに板挟みになっている」といった意見が出されていました。続いて、参加者たちはデモ行進をして、正社員との間の賃金格差や長時間労働をなくすことなど、職場での待遇の改善を訴えていました。集会に参加した30代の男性は「正社員ではない人たちの不安定な雇用状態を改善するためにも、今後、こうした取り組みを増やしていくべきだと思う」と話していました。
4月30日 17時33分

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007050190074158.html
格差社会に「使い捨てやめろ」 フリーターら、メーデー集会
2007年5月1日 07時41分

非正社員を使い捨てにするな!」などと声を上げるデモの参加者ら=30日、東京都新宿区で


 派遣労働者やフリーターの若者らによる「自由と生存のメーデー」が30日、東京・新宿で開かれた。「非正社員を使い捨てにするな」「残業代を支払え」。1日のメーデーを前に、いつもは集まることのない若い参加者が集まり、切実な声を休日の繁華街に響きわたらせた。

 音楽を流したトラックが怒りのシュプレヒコールを先導する。「職場に労組があっても入ることのない、フリーターのためのメーデーをやろう」。デモは非正社員をつなぐ地域労組「フリーター全般労組」(東京)が企画。4回目の今年は昨年の4倍の約420人が参加。上野や山谷地区でホームレスを支援するグループや平和団体も加わった。

 「まともに暮らせる賃金を」「派遣会社はピンハネするな」。派遣労働などで働く人たちならではの訴えが続き、大久保地区から歌舞伎町へ約2時間、練り歩いた。

 昨年のデモでは逮捕者も出ており、大勢の警官に物々しく取り囲まれた「サウンドデモ」は人波あふれる沿道の目を引いた。

 「最初は何だろうかとびっくりしたけど、(デモの主張には)共感できる部分もあった」と、都内在住のアルバイト男性(32)はうなずいた。「格差がこんなに広がっても自分が何も言えないのも悔しかった。デモは何もしないよりずっといいと思う」と女性(23)は友人と一緒に見守った。

 この日は福島瑞穂社民党党首も駆けつけ一緒に歩いた。「厳しい状況に置かれた若い人の生の声を聞くことができた」

 京都から参加した介護ヘルパーの男性(32)は「仕事はハードなのに給料は全然見合わない。生活できずに離職する人が増えており、国の無策を訴えたい」と話した。

 集会に先立ち、日雇い労働の現場で派遣で働く男性が日給6千−7千円、月収13万円程度にしかならず、家賃や食費を払うと手元にほとんど残らない生活を紹介。主催者側には労働基準法が無視され、遅刻して罰金を取られたケースなど、悪質な雇用をめぐる相談が絶えないという。

東京新聞

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070501k0000m040083000c.html

メーデー:フリーターの若者たちが「自由と生存」求めデモ

「自由と生存」を訴えて東京都新宿区内をデモする人々 「非正規(雇用)を使い捨てにするな」「交通費を出せ」−−。低賃金アルバイトで暮らすフリーターの若者たちや日雇い・派遣労働者らの集会「自由と生存のメーデー」が30日、東京都新宿区で開かれ、JR新宿、新大久保駅前など約4キロをデモ行進した。

 このメーデーは04年、「フリーター全般労組」が数十人規模で開催。正社員をリストラして派遣やパートなど非正規雇用で補う企業の流れの中、参加者は年々増加。今年は野宿者や障害者らも加わって過去最多の300人が参加した。

 集会に参加した社民党福島瑞穂党首は「これだけ多くの若者が参加するのは頼もしいが、それだけ彼らの生活はぎりぎりで、切実なんです」と訴えた。有給休暇分の未払い賃金約20万円を巡って請負会社と争っているという練馬区契約社員の男性(28)は「声を上げて訴えなければ、この社会は悪くなる一方だ」と切実に話した。【市川明代】

毎日新聞 2007年4月30日 21時47分 (最終更新時間 4月30日 23時48分)

約420人が踊りながらシュプレヒコールを上げるというのは賑やかですね。そんな「サウンドデモ」に知人も参加したらしい。参加者は沿道にあるファストフード店の企業名を挙げ「時給を上げろ」と叫んでいたらしい。