教科書選定

http://www.mitsumura-tosho.co.jp/top.asp
■光村図書「美術1」

「歴史へのまなざしを育み、表現の多様性に触れることを通して、造形表現の豊かさと楽しさを体験できる教科書を目指しました」

「創作活動の手がかりは、感覚を研ぎ澄ませて
自然と向き合い、対話することの中に潜んでいます。自然が与えてくれる素材や環境と対話することから、人類の造形表現は始まりました。高校『美術2』は、人と自然と美術の結び付きを、作品を通して実感できる教科書を目指しました。」

オノ・ヨーコ水木しげるなどをイイ感じに載せてあります。藤原えみりさんによる
教科書とも言われている。


http://www.nichibun-g.co.jp/k-bi/

日本文教出版「美・創造へ1」

「IT革命とともに、グローバライゼーションが加速度的に進行していく中で、この地球上に生きるあらゆるものたちへの愛や、私たち自身の人間性さえ見えにくくなりつつある現代。そして、その今を生きる高校生たち。現代社会が直面している危機に対して、美術は何を教えることができるだろうか、と真摯に問いかけ、美の本質についてもう一度謙虚に考えるとの認識のもとに本教科書の編集は出発しています。

未来を築くべき高校生にとって、美術が持つ力は科学技術に劣らない、またその進化のためにも不可欠なすばらしいものであることを伝えたい、また、時代を超えて美術の持つべき普遍性を理解してほしいと願い「美・創造へ1」は生まれました。

著作者
絹谷幸二 洋画家・東京芸術大学教授
及部克人 デザイナー・武蔵野美術大学教授
林雄一 彫刻家・東京芸術大学教授
大障泄ロ二郎 美術史家・早稲田大学教授


こちらは一年間だけ美術を履修するようなトップクラスの進学重点校のために作られている。なので言葉が難しいかもしれない、。
水木しげるはこちらにも載っているが、オノ・ヨーコは選ばれていません。

日本文教出版「高校美術1・2」

「高校美術1」:「やさしく」「わかりやすく」「ていねいな」教科書という基本方針を踏襲し、さらに新しい視点で編集されています。
「高校美術2」:今、個というものが改めて問われる時代となって来ています。生徒自身の個性豊かな能力を高めるためには、何よりも美術?における、表現と鑑賞の基礎的、基本的な能力を獲得することが必要です。また、「個」を確立するためには、他者とのコミュニケーション能力を培うことが不可欠だと考えました。

監修者
嘉門安雄
東京都現代美術館名誉館長
平山郁夫
東京芸術大学学長
著作者
永井一正 グラフィックデザイナー
木島俊介 共立女子大学教授
原 研哉 グラフィックデザイナー
末房貞樹 東京芸術大学講師
近藤幸夫 慶應義塾大学准教授
中野 滋 横浜美術短期大学教授
宇野義行 東京都立大泉桜高等学校教諭

20年度教科書「高校美術?」ではジョン・レノン和田誠が登場するらしい。

他に扶桑社の準教科書があるけれど、こっちは問題外として、光村、日文は平和をアピールする作家を扱う傾向が始まったわ。