僧侶が今までなぜ黙っていたのか、決起した理由を知りたい

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/maishou/news/20070924kei00s00s009000c.html

ミャンマー:大勢の僧侶がデモ
 東南(とうなん)アジアの国(くに)ミャンマーで、大勢(おおぜい)の僧侶(そうりょ)が18日(にち)から連日(れんじつ)、デモ行進(こうしん)をしました=写真(しゃしん)・AP。軍事政権(ぐんじせいけん)が燃料費(ねんりょうひ)を値上(ねあ)げしたことに抗議(こうぎ)し、値下(ねさ)げなどを求(もと)めています。4日目(よっかめ)の21日(にち)、大都市(だいとし)ヤンゴンでは僧侶(そうりょ)と市民(しみん)の約(やく)3000人(にん)が参加(さんか)しました。国民(こくみん)の大半(たいはん)が仏教徒(ぶっきょうと)で、僧侶(そうりょ)は国民(こくみん)から尊敬(そんけい)されています。デモを力(ちから)づくでやめさせると反発(はんぱつ)を招(まね)くため、軍事政権(ぐんじせいけん)は困(こま)っています。

毎日小学生新聞 2007年9月24日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070925k0000m030064000c.html

ミャンマー:反軍政デモ、10万人規模に拡大
 【バンコク藤田悟】ミャンマーの最大都市ヤンゴンで続く反軍事政権デモは24日、AP通信などによると、10万人規模に膨れあがった。デモは1週間連続で、急激に参加人数が増えており、軍事政権側が対話に応じるなど何らかの対応を取らなければ、事態収拾は不可能な状況になってきた。

 デモにはアウンサンスーチー書記長率いる最大野党「国民民主連盟」(NLD)の幹部らも加わり、僧侶と民主化勢力が連携する形となった。僧侶らは平和的行進を呼びかけており、大きな混乱には至っていない。24日は中部マンダレーや西部シットウェなどでも1万人以上のデモがあり、全国の主要都市に拡大してきた。

 軍事政権側は、ヤンゴン市内のスーチーさん宅周辺など要所の警備を固めるにとどまり、武力鎮圧に乗り出す構えは見せていない。だが、死者1000人以上を出した88年の民主化要求デモの際と同様、タイミングを見て武力鎮圧に乗り出すのではとの観測も出始め、緊張が高まっている。

毎日新聞 2007年9月24日 19時55分