映像から学びたい

「映像の力を考える〜チャップリンから3分ビデオまで」
レイバーネット例会
・テーマ「映像の力を考える〜チャップリンから3分ビデオまで」
・講師 木下昌明
・5月18日(日)14時〜17時(13時30分開場)
飯田橋SKプラザ地下ホール(JR飯田橋東口7分)地図↓
  http://vpress.la.coocan.jp/skmap.html
・参加費 500円(会員無料)
・どなたでも参加できます。
・主催 レイバーネット日本 03-3530-8590
    labor-staff@labornetjp.org

<内容>
 古今東西の労働者の働く現場を描いた作品やたたかいを描いた作品を素材にして、「映像の力を考える」企画。ファシズムに使われた映画と民衆の映画はどう違うのか。レイバーフェスタで取り組んできた3分ビデオの意義はどこにあるのか。映画批評家・木下昌明さんが映像を見せながら講演し、それを受けてディスカッションします。

チャップリン「モダンタイムス」を一部上映>
 例会ではもっとも大衆に親しまれた「モダンタイムス」を前半18分だけ上映する。この映画は資本主義社会での労働の実態をもっともわかりやすく掘り起こしている。チャップリン扮する工員像は、サイレントのパントマイムであることによって誇張され、戯画化され、いっそう労働者の「労働状態」の典型を表すものとなっている。ジョルジュ・サドールは「10数年間つづいた恐慌と不況の時代に、勇気をもって、失業をはじめとする資本主義の無政府状態がもたらした諸悪に正面から迫ったアメリカ映画は『モダンタイムズ』以外にひとつもない」と述べているが、わたしは、ここに70年たっても色あせることのない労働者像の原型をみる。(木下昌明)

<他に当日取り上げる映像>(予定)
「意志の勝利」「どっこい生きている」「麦秋」「新しい神様」「人らしく生きよう−国労冬物語」「フツーの仕事がしたい」「娘の時間」「美容室Ashとの団交」ほか。