仏蘭西と中国

航空機・原子炉など総額3兆2千億円、中仏が巨額契約

 中国を訪問しているフランスのサルコジ大統領は26日、北京の人民大会堂胡錦濤・中国国家主席と会談し、両首脳は、原子力、航空・宇宙、環境保護など、国家戦略と連動し、巨額の資金が動く分野での協力を強めていくことで合意した。

 会談を受け、中仏双方は総額約200億ユーロ(約3兆2000億円)に上る大型契約を結んだ。

 新華社電などによると、胡主席は会談で、協力拡大を望む具体的分野として、鉄道、通信、農業なども列挙した。いずれも中国の大市場が広がる分野で、サルコジ大統領は「中国の開放的態度」を評価した。

 AP通信は、同日、仏に拠点を置く航空機メーカー・エアバス社がA320、A330型旅客機計160機を約100億ユーロ(約1兆6000億円)で中国に売却する契約が成立したと伝えた。新華社は、中仏が80億ユーロ(約1兆2800億円)の原子炉売買契約を結んだと報じた。

 中国とフランスの協定において、原子力は重要な位置をしめているようだ。
 中国は原子炉をどんどん建設するようだ。
 その後押しをフランスがやっているという感じかもしれない。